アメリカで生活を始めると必ずぶつかる壁が「生活に使う単位」です。
この記事では日常で頻出する最低限おさえておくべき、アメリカで使う単位を紹介します。
アメリカ生活で使う単位【オンスやフィートなどまとめて解説します】
スーパーや家具の量販店、エアコンやオーブンの温度など、、
アメリカで使う単位がわからないままだと生活が難しい!と感じることも多いです。
ここで最低限の知識を入れておきましょう!
通貨
まずは日本人の多くが聞いたことのある通貨の単位です。
アメリカはドル($)を使います。
日本円換算すると1$=約105円(2021年1月現在)です。
スーパーで値段をみて日本円に換算する時は、1倍より少し高いと考えると良いかと思います。
また$の他にも「K」や「M」という表記を使って大きい金額を表すこともあります。
1,000,000$=1,000K(thousand)=1M(million)ですね。
温度
オーブンでの調理、体温、エアコンの調節などでよく使います。
日本では摂氏(℃)を使いますがアメリカでは華氏(℉)を使います。
摂氏℃ | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 50 | 60 | 70 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
華氏℉ | 50 | 68 | 86 | 104 | 122 | 122 | 140 | 158 |
▼計算式は下記です
(℃×9÷5)+32=℉
ややこしいので必要なときに、携帯でググって換算表を使った方が便利だと思います。
ただし摂氏と華氏では、同じ温度でも表記される数値が全く異なるということだけは理解しておくと良いでしょう。
重さ
日本でもグラム(g)やキログラム(Kg)があるように、アメリカでも重さの単位は複数存在します。
オンス(oz)とパウンド(lb)です。
これはスーパーの値段表記でよく見る単位ですね。
1オンス(oz)= 28.34g ≒ 約30g
1パウンド(lb)= 16オンス(oz) = 454g ≒ 約450g
肉などの重さのあるものにはパウンド(lb)、野菜や果物など1個単位で購入できるものにはオンス(oz)で値段表記がされていることが多いです。
ただし、液体の場合はまた別の単位を使います。
液量オンス(fl.oz)・パイント(pt)・ガロン(gallon)です。
ややこしいですがオンスには固形のものに使うものと、液体に使うもので異なる2つの単位があります。
液量オンス(fl.oz)= 28.41ml ≒ 30ml
パイント(pt)= 568ml ≒ 600ml
ガロン(gallon)= 3.785ℓ ≒ 4ℓ(リットル)
液体の単位はわからなくても、生活に支障があるかと言われるとあまりないです。
ガソリンを入れた時にレシートで、ガロンの表記があるのでどれくらい入れたのかが把握できるようになります。
長さ
日本ではmm・cm・m・kmが一般的で、全てmという単位で統一されています。
アメリカでは4種類の単位がありそれぞれ呼び方も異なります。
インチ(inch)、フット(foot)複数形は feet フィート、ヤード(yard)、マイル(mile)です。
インチ(inch)= 2.54cm
フット(foot)= 12inch
ヤード(yard)= 3feet(footの複数形) =36inch =91.44cm
マイル(mile)= 1.6km
生活で頻出する場面は、車の運転中です。
ナビなどで「およそ1000フィート先、左折です。」などの案内があったりします。
また運転速度を表現する時は「1時間あたりの走行マイル」(Mile Per Hour: MPH)がメーターで表示されるのでよく見かけることになると思います。
初めて海外で生活する際は、Km表示とmph表示がどちらもある車を選ぶと安心です。
面積
日本から海外に引っ越してくる際の住宅探しの時に出てくる単位になると思います。
平方フィート(square feet)とエーカー(acre)です。
エーカーは広い土地に使う単位なので、あまり頻出はしないです。
1畳 ≒ 約20平方フィート(19.6339)
1平方フィート(1 Square foot) = 0.09平方メートル = 0.06畳 = 0.03坪
1エーカー(1 acre) ≒ 4万平方フィート(43,560) ≒ 4千平方メートル(4046.86)
今回挙げた単位を、頭の隅っこに入れておきましょう。
正確な換算は分からなくても、大体の目安がわかるようになるだけで生活の質はぐんと向上すると思います。
ぜひ快適なアメリカンライフを送ってください。