2020年9月現在、成田空港・羽田空港ともに指定の渡航先から帰国した際には必ずPCR検査が必要となっています。
私はつい先日、ニューヨーク⇨羽田の経路で帰国しました。
世界から注目度の高いニューヨーク、もちろんPCR検査の対象国です。
そこで今回は実際にどのような検査があったのか、その詳細をお伝えしていこうと思います。
羽田空港でのPCR(抗原)検査【空港到着〜入国の流れ】
結論からお伝えすると、検査方法はPCR検査ではなく抗原検査(唾液で検査する方法)でした。
そして、スタッフのみなさんの対応が細部まで行き届いており、かなりスムーズに検査から入国までが進みました。
時系列に説明していきます。
機内
いつもは税関申告書だけ配られる機内で、もう1枚書類が渡されました。
5枚綴りでホッチキスで止められている書類です。
若干うろ覚えですが、下記の内容についてです。
コロナに関する体調アンケート・渡航先の詳細・コロナ検査の概要・厚労省の健康アンケート方法の説明と承諾書(2枚)
この書類をちゃんと抜け漏れなく書かないと、後の抗原検査の順番が後ろになります。あらかじめ機内で、全部書いておくことをオススメします
空港到着
空港到着後、そのままレーンに沿って指定されたエリアへ全員向かいます。
第1エリア
待機場所にあるイスに来た順にソーシャルディスタンスを取りながら詰めて座ります。
その順番に、前から担当者が書類を確認しに回ってきます。
書類が問題なくかけていることがチェックできた人から第2エリアへ移動していきます。
第2エリア
体温感知器を通り抜け、唾液採取の容器とやり方が記載された説明書を渡されます。
同じエリアにアクリル板で仕切られたブースがあるので、そこで唾液を取ります。
試験管のような容器に、マーカーが引いてありそこの基準値を超えるまで唾液を取っていく感じです。
体感の所要時間は5分くらいでした。
試験管を担当者に渡し、書類の最終チェックを行います。
ここで検査結果の際に呼ばれる番号などの説明がありました。
第3エリアへ移動します。
第3エリア
結果待ちエリアになります。
第2エリアまでは同じ便の搭乗者しかいませんでしたが、こちらでは他の便からきた人たちもいました。
ざっと100名ほど。
基本的には番号の若い順番で、検査番号のアナウンスがあります。
「検査結果が判明しましたので次の番号の方は、指定受付までお越しください。__番、__番」のような形です。
私の場合は、検査をしてから約1時間後に番号のアナウンスがありました。
受付にいき無事に陰性であれば、受付のゲートをくぐり、出口へ向かうことができます。
出口へ向かい荷物をとり、税関を抜けて無事入国です。
ポイントまとめ
よりスムーズに入国するためのポイントをお伝えします。
書類は機内にいるうちに全部埋めること(わからない項目があればCAさんに聞いて解決しておく)
程度に水分を摂取しておくこと(喉がカラっからの状態だと、唾液検査に時間かかりますので)
車で迎えにきてもらう場合は、相手に到着から1時間〜2時間はかかることを事前に伝えておくこと
ちなみに陰性だと判明しても、自宅などでの14日間待機は変わりませんのでご注意ください。
ウイルスの潜伏期間があるためです。
コロナで不安な日々が続きますが、検査の流れを事前に知ることで少しでも不安軽減してもらえればと思います。