アメリカの家庭ではほぼ備え付けで設置されている食洗機(ディッシュウォッシャー)。
今回はその使い方について、我が家の経験談も踏まえながらお伝えします。
アメリカの食洗機の使い方【我が家のディッシュウォッシャーを紹介】
まずは使い方から説明します。
日本で食洗機を使っていた方はそれほど使用方法に差異はありませんので適宜飛ばしながら読んでください。
step.1 お皿の汚れをスポンジで予め取り除く
自動で洗ってくれるとは言えど、カレー後の油汚れが付着したままの鍋や、食べカスがついているものは汚れが完全に落ちない可能性があります。
また綺麗に落ちても食洗機の中で汚れが溜まりやすくなって故障の原因になりますので、食洗機に入れる際は予洗いをするのが基本となります。
step.2 食洗機に食器を入れる
予洗いが終わったものから順番に食洗機に入れていきます。
フライパンなどの大きくて重量があるものは下段へ入れ、耐熱プラスチックやガラス製品は上段に入れます。
アメリカの食洗機は、下段にヒーターがついているものが多く、下段の方が高温になりやすいです。
そのため、デリケートな食器やガラス・プラスチックの食器などは上段に入れることをオススメします。
step.3 洗剤とリンス液を入れる
全ての食器を入れ終わったら、洗剤とリンス液を入れます。
洗剤は食器の汚れを落とす効果があり、リンス液は食器のコーティング効果があります。
水跡を予防したり、食器の輝度を上げてくれます。
step.4 任意のレベルに設定する
洗剤とリンス液を入れ終えたら、食洗機についているボタンを任意のレベルに設定します。
基本的には「Normal」で全て事足りますが、使用用途に応じて使い分けてください。
ちなみに我が家の場合は、「スタートボタンを押す」⇨「セレクトボタンでNormalを選択する」⇨「再度スタートボタンを押す」⇨扉を閉じることで食洗機が稼働します。
食洗機を使う上での注意点
稼働時間が長いのでスタートする時間に注意が必要
日本で食洗機を使っていた方はそれほど驚かれないと思いますが、食洗機にかけると3時間くらい完了までに時間がかかります。
その間、食洗機に入れている食器は当然のことながら使用ができませんので、一日の終わりに全ての食器をまとめて入れて使うなど使用するタイミングに注意してください。
お米や油ものは事前になるべく取り除くこと
前述しましたが、取り除ける汚れは事前に落としておきましょう。
「それなら全部自分で洗った方が早くない?」と思う方もいるかと思いますが、実際使ってみると負担度の違いがはっきりします。
やはり予洗いだけなのと、最後まで自分で洗うのとでは家事をする時間はもちろん、後で洗い物をしないと。。という憂鬱な気分が少し減ることが嬉しいですね。
また、予洗いをしっかりすることで食洗機の故障防止に繋がります。
日本では故障したらすぐに修理業者がきて直してくれますが、アメリカでは即日修理はほぼあり得ません。
修理のリクエストを出しても平気で1ヶ月過ぎることもざらにありますので、故障させないということが非常に大切です。
食器の置き方に注意して入れ、水が溜まった際はすぐにすすぎ洗いする(おたま・茶碗など)
ちょっと見づらいかも知れませんが、タッパに洗浄水が溜まっています。
食洗機にかける際は伏せた状態で置いていましたが、食器の重さによっては水圧などでひっくり返ることもあります。
これをそのまま放置すると、洗剤の匂いが食器に移ります。
すぐに水を捨てて、すすぎ洗いをすれば匂い移りはありませんが、長時間放置すると洗剤によっては完全に匂いが移ります。
再度、食洗機にかけて高熱で洗わなければいけませんので、水が溜まりそうな食器は置き場所や角度に気をつけて入れた方が良いでしょう。
(参考)我が家でのリアルな使い方
こちらに関しては明確な根拠はありませんので、ご自身の判断で取り入れてください。
・リンス液は毎回入れなくても大丈夫、洗い物がたくさんある時にしか入れていません
・今のところタッパが溶けたりガラスが割れるということはないです
・洗浄後、洗浄水が溜まっている食器があったら水で軽くすすぎ洗いをしています
・食洗機を使うのは1日一回、基本的に夜ご飯を食べたあとに稼働を始めて、寝る前に終わるようにしています。(扉を開けて換気させたまま寝ています)
洗剤の種類とオススメの洗剤ブランドについて
別記事で食洗機用洗剤について書いています。
それぞれの洗剤の用途やオススメブランドについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
食洗機を使うメリット
食洗機を使うことで、時短、高熱殺菌、水道代の節約、水量が減ってエコになるなどのメリットがあります。
日本では高額な食洗機ですが、アメリカでは備え付けとなっている設備ですので、せっかくなので有効活用をしていきましょう!