今回は、ニューヨークにある「 ジョン・F・ケネディ国際空港」(通称:JFK空港)
の入国審査について徹底解説していきたいと思います。
ニューヨークに足を運ばれる方、必見です!
ニューヨーク|JFK国際空港の入国審査の流れを徹底解説します
まずニューヨークには3大空港と呼ばれる有名な空港があります。
ラガーディア空港、ニューアーク・リバティー国際空港、そして今回紹介するジョン・F・ケネディ国際空港 です。
ラガーディア空港(LGA)
アメリカ国内を行き来する空港。マンハッタンへはこの空港が一番近いので乗り継ぎする際はオススメ。
ニューアーク・リバティー国際空港(EWR)
日本からも直行便が出ている国際空港。ニューヨークのお隣のニュージャージー州に位置します。
ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)
日本からも直行便が出ている国際空港。
リバティー国際空港よりも便数も多く、日本からの空の玄関はJFK国際空港の方が使われています。
アメリカ最大規模の空港施設で、ニューヨークといえばJFK!と言われるほど有名な空港です。
JFK国際空港の入国審査手順(写真付き)
2020年7月現在、JALはターミナル1、ANAはターミナル7と到着ターミナルが異なります。
それぞれの公式HPにて搭乗手続きの説明もありますので概要を掴みたい方はご覧ください。
今回解説していくのは、JAL(日本航空)からジョン・F・ケネディ国際空港のターミナル1に到着し、ESTAで入国した際の手続きについてです。
流れを把握して、スムーズに入国しちゃいましょう!
税関申告書の記入
機内で、上記の税関申告書がCAさんから配られます。
必要な人は、配っている時に声をかけてもらってください。
書き方は、JALのHPをご覧ください。
虚偽申告をするとのちのち痛い目に合いますので正直に記載しましょう。
参考URL 〉〉JAL:税関申告書の書き方(アメリカ)
※ここで注意点です。
この税関申告書の廃止にむけて、アメリカでは「APC KIOSK(自動入国審査端末)」が導入されています。
2020年現在、自動入国審査端末で手続きする人はこの税関申告書の記載は不要となります。
が、まだ全員がAPCで入国しているわけではありませんので、不安な方は事前に記入しておいた方が安心かと思います。
機内では、この税関申告書以外は特にすることはありません。
日本からアメリカまでの飛行時間はおよそ12時間。
時差ー11時間の昼夜逆転なので、機内ではできる限り睡眠時間を現地時刻に合わせておくといいかと思います。
入国審査
無事にニューヨークに到着したら、次は入国審査です。
機内から降りるとまず初めに、こちらの景色が見えてきます。
レーンが2つに分かれていて、「NONーUS」と「US」にそれぞれ進んでいきます。
アメリカ国籍を持っている人以外は全員「NONーUS」です。
ちなみに次の写真にある通り、レーンを間違えても進むエリアは同じですので
結論どちらのレーンに進んでもこの段階では問題ないです。
そしてレーンを進んでいくと、、、
エスカレーターがあり、そこを降りると入国審査のエリアにたどり着きます。
写真手前には「VISITORS」と書いてある有人窓口があります。
奥には、先ほど紹介した「APC KIOSK(自動入国審査端末)」のレーンが見えます。(緑色に光っている機械)
JAL公式情報によると下記の対象者はAPC KIOSKを利用することができます。
上にある通り、「ESTA取得後、米国入国が2回目以降の方」はAPC KIOSKを利用できます。
そのため、初めて米国に入国する際は「VISITORS」の有人レーンに並びます。
ここでリアル情報
私は実際にESTAを申請後、初めてのアメリカ入国がJFK国際空港だったので、説明通り「VISITORS」レーンに並びました。
すると職員の人が来て、VISITORSレーン並んでいる旅客に何やら話しかけています。
私のところにも来て「ビザはある?」と言われた(多分)ので、「ESTA!」と返答。
するとAPC KIOSKのエリアを指差し「Machine!(マシーン!)」と。
ESTA初回だけどいけるのかな・・・と半信半疑のまま、APC KIOSKのエリアに半ば強制的に移動させられました。
APC KIOSK(自動入国審査端末)
APC KIOSKはこんな機械です。↓
英語ができない方も安心。
メジャーな言語には対応しており、最初の画面で「日本語」を選択します。
すると、「パスポートをかざしてください。」との指示が。
画面の下にある、専用のスキャナーにパスポートを差し込みます。
パスポートを差し込む場所は「DOCUMENT READER」と書いてあるところです。
表裏・上下の向きは画面にイラストが表示されて丁寧に説明がありますので、
落ち着いて指示通りに差し込みます。
3・4回くらい、「読み込みに失敗しました。再度、挿入してください。」と表示がありましたが
諦めずに何回か続けると「読み込みに成功しました。次に入国審査官の窓口に行ってください」との案内があります。
レーンの流れに沿って入国審査官の列に並びます。
順番が来たら、パスポートを渡して、審査官からの質問に答えていきます。
私が実際に聞かれた質問はこちら。
「どこから来たの?」
「何しに来たの?」
「何日滞在するの?」
「ESTAはある?見せて」
「いつ帰るの?」
「帰りのチケット見せて」
「ESTAの期限はこの日までだから、期日気をつけてね!」
無事に、スタンプを押されて審査完了!
少し先に進むと、男性の審査官がテーブルを設けて旅客と話をしています。
「おや?これも何か並ぶのかな?」と5秒くらい仁王立ちしていると先ほどの審査官から
「Hey! お金1000ドル以上持ってきてる?」と聞かれ(多分)、「NO!」と答えました。
すると「じゃあそこはスルーでいいよ!」とジェスチャーで理解。
男性審査官を横に通り抜けて、荷物受け取り場所へ向かいます。
荷物受け取り
JAL便がどこの荷物レーンにくるのか、受け取りエリアにある電光掲示版で確認します。
レーンは全部で5つほどでしたので、そんなに広くありません。
しばし待って、スーツケースを受け取ります。
税関
荷物を受け取った先に、税関職員が待機しています。
呼び止められた際には立ち止まってスーツケース の中身を確認していきます。
呼ばれなければ、ここも素通りで大丈夫です。
特に荷物のスキャンや身体検査などもありません。
通りすぎるとすぐに出口「EXIT」があります。
最後に
入国審査の流れについて、なんとなくイメトレできましたか?
入国審査には対人窓口や機械によって行うもの、アメリカ国籍持ちかビザ持ちかなど、様々なケースによってレーンが分かれています。
一見ややこしいですが、なんだかんだ間違っても係の人が教えてくれるか、そのまま手続きをしてもらえることが多いです。
実際に私も、VISITORSではなくUSのレーンに並んでいましたがそのまま審査してもらえました。
英語が分からなくてもゆっくり話してくれると思いますので、焦らずに落ち着いて、真摯に対応していきましょう!
皆さんのアメリカ・ニューヨーク旅が、素敵な始まりになることを祈っています!