今回は、海外駐在のリアルな実態(闇の部分)についてお伝えしていきます。
ここでは、ネガティブなことをお伝えしますが海外駐在をすることで良いことももちろんあります。それを念頭にお読みください。
【海外駐在の闇】労働時間が長くて辛いブラックな現実が待っていた
まず始めに。
「海外駐在員って悠々自適に仕事も海外生活もenjoyしていそう。」
と想像している方へ。
残念ながらそのイメージはここで捨てていってください。嘘です。
なんとなく、海外駐在って聞くと
「外国人と一緒に仕事するなんて、かっこいい!」
「海外で生活するなんて、なんかエリートっぽい!」
と、総じてスマートで華やかなイメージを持つ人が多いです。
が、改めていいます。それは嘘です。
スマートに働いていてほしいところですが、実際はそうではありませんでした。
昼夜、土日問わず、泥臭くガムシャラに、日本の時と比にならないくらい長い時間、働いています。
これから駐在に行かれる方、現実を突きつけてしまい申し訳ございません。。
また海外駐在に憧れを持つ方は、事前にこの側面も理解した上でトライするとメンタル強くなると思います。
何度も言いますがここでお伝えするのは、基本的に「ネガティブ」なことです。
もちろん、海外駐在をすることで将来的なスキル・キャリアアップなどポジティブな要素もありますので いやいや良いこともあるよ!ということを踏まえた上でお読みくださいね!
これが海外駐在の現実!?深夜2時まで働く夫
夫が海外(ニューヨーク )へ先立ち、8ヶ月が過ぎました。
同じ会社内での異動とはいっても、海外の慣れない環境で新しい業務に就くのはかなり心労があると思います。
私も会社勤めの経験があるので、新しい業務に慣れるまでにある程度の時間がかかることは理解しています。
・・・ですが。
夫の働きぶりが、海外赴任になってからかなりブラックになってきています。
少しではなく、かなりです。
こんなにも変わるものかと、正直驚きを隠せないです。
日本にいた頃は、私よりも残業が少なく定時になればすぐ帰れるくらい「ホワイト企業」でした。
有給も取りやすく、本当に従業員に優しい働きやすい会社だな〜と思っていました。
ところが、海外駐在になってからというもの
朝9時から夜11時ごろまで仕事をして、家に帰ってきてすぐベットへ・・・
夜ご飯は?と聞くと「近くのファストフードでハンバーガー食べてきた。」と。
それが週に1回どころか3回くらいあります。
(土日休みなので平日勤務5日に3回ファーストフード!)
とある金曜夜に、LINE電話で会話をした際の出来事。
(この時は、私は日本にいて国際遠距離をしていました)
嫁:「明日、土日じゃん。ようやく休めるね〜〜」
夫:「あ〜ようやく、自分のペースで仕事できる〜〜〜」
嫁:「・・・・・・!????」
そして土曜日も日曜日も、パソコンを開いて仕事をする・・・
「え。海外駐在ってそんな感じなの。」
と思ったみなさん、ここで一駐在員の実態をお伝えできて良かったです。
こんな働き方はちょっと嫌だな、と思った皆さん、海外駐在のチャンスがあっても避けた方がいいです。
逆に、想像通りだったというガッツのあるみなさんは海外駐在の適性があるのではと思います。
ぜひそのガッツを持って、赴任地でご活躍ください!
新型コロナで自粛期間中の今、3ヶ月間ほど在宅勤務のようで
さらに仕事とプライペートの区別なく、終業時間に終わりがない働き方をしています。
ひどい時は深夜2時まで働いていることも・・・
100歩譲って、仕事が楽しければいくらでもできるでしょうしまだマシだと思います。
ですが、そうは見えないのです(苦笑)
残念ながら、楽しくてしょうがない!って感じには全く見えません。
海外駐在は基本、年俸制(要するに残業代が出ない報酬形式)なのでどんなに働いても給料は同じです。
こんな状況だったら、海外駐在で多少収入が増えてラッキー!どころか、
実態は、通常労働時間の2倍働いているから、むしろ損なのでは?(残業代出た方が収入多い!?)
と思ってしまうほどです。
日本で定時まで働いて、アフター5を満喫するか・・・
海外で倍の時間働いて、1.5倍の収入を得るか・・・
夫との雑談で「どっちがいい?」と話していたら
即答で「早く日本に帰りたい。割りに合わないよ苦笑」と言っていました。
帰国後の住居探しを、赴任後半年でリサーチし始める夫
夫の束の間の、休息時間(休日の仕事をしていない時間)はじゃあ何をしているのか。
それは「日本の住宅物件情報を見ること」です。
LINEで電話をしていると、
「ねえ、この物件よくない?」
と言って、URLが送られてきます。笑
「いやいや、まだ日本帰れるの数年後ですけど!」
と突っ込むのですが、理解はしているけど日本に帰ることを考えるのが唯一のリフレッシュだそうです。
まだ現地で働いて半年間ちょっとですので、今後の様子を見守っていきたいと思います。
赴任後の業務に慣れるための特例のブラック労働だと思いながら、
近々、ホワイト企業へ労働環境が戻ることを祈るばかりです。
海外駐在員の生活実態がよく現れている出来事だなと思ったので、今回はこのテーマでお伝えしていきました。
みなさんも体調にはくれぐれもお気をつけください。